ストレスの生活、人間関係、健康への影響

ストレスの影響?カウンセリングについて

悩みを持っていない人なんていませんよね。
誰にでもあるこの辛い気持ち、自分だけが抱えきれないなんてこともないだろう。
・・この我慢強い気持ちが知らない間にあなたの生活や健康に色んな影響を与えている事があります。もし、思い当たる事があったら、このままでいいのだろうか?とちょっと考えてみてください。
悩みをよくない形で溜め込み、放置して、ストレスを常に感じることでよくない方向に向かっているような気がしたら良いサイン、と思って見直してみましょう。
どれもこれもあなたはよく聞いているし、知っている事でしょう。でもどれほど「意識」してる?
自分自身に思い当たる事ありませんか。

生活

集中力の低下: 悩みを抱えることで、日常のタスクや趣味への集中力が低下。何をやっても張り合いも楽しさもない。
睡眠の質の悪化: 心配事やストレスは睡眠の長さや質が低下することがあります。寝不足。焦って何度も寝返りを打つ。夜が段々明けてくるのがわかる。
逆に起きる事がどうしても出来ない。ぐっすり眠ったのにまだ体がだるい。起きたらとんでもない時間になっていて・・・
感情の変動: 不安やイライラといった感情の変動が生じやすい。怒りが抑えられなくなったり、普段なら泣かないような事でも涙が出たり。こんな私じゃなかったのに。
私なんていなくてもいい、消えていなくなってしまいたい!と急に感じてしまう。
仕事や勉強への影響: 悩みが原因で仕事や学業のパフォーマンスが低下。仕事がうまくいかなかったり成績が落ちてしまうと、這い上がるパワーなんて無理!
色んなアクティビティへの参加が出来ない: 社会的な活動への参加意欲が減少し、孤立感を感じたり楽しい事がわからなくなったり。
会社に行けない:誰もスキップして満員電車に乗ったりオフィスに向かうことはないとは思う。そして行ってしまえば今日も忙しく働くだろう。でもさすがに今日はその1歩がどうしても出来ない・・・
携帯が手放せない:色々考えたくない、何をしても集中できない。スマホはそのような時にとっても便利なアイテム。そして画面の向こうの世界に浸ることもできる。でも現実からの逃避があまりにも簡単にできるので手放せなくなる。スマホを持つ小指、変形し始めていない?肩こりはどうですか。

人間関係

コミュニケーションの困難: 悩みが人とのコミュニケーションを困難にすることがあります。
そもそもコミュニケーションて?!いつも話題を提供すること?ニコニコしていること?一緒に飲みにいくこと?
関係の緊張: ストレスや心配事が人間関係に緊張を生じさせることがあります。うまく話せない、誰かが私のことを批判しているのでは。
人間関係への極端な考え:
(A)何としてでも上手くやらなきゃ。気をつかって相手の気を悪くさせないよう最新の注意を払って意見もできる限り合わせられる!
(B)一旦、縁を切ろう。このコミュニティから出よう。何もかもまっさらにしてみよう。逃げたいし合わないし避けたい。

健康や身の回りのこと

健康への影響: 運動しなきゃと思うけれどすごく面倒。料理もしたくない。食べたいものが何かも分からん。食欲がないし何を食べても似たような味。
逆に食べる事でしか嫌な事が忘れられない、とりあえず食べよう。ハンバーガーや牛丼なんて簡単でいいかも。お酒の量も増えた。今日の嫌なことを忘れられるはず・・・とりあえずね。
この変化が長い間続くと健康は当然悪化します。

☆ストレスが誘因しているかもしれない不調は本当に広範囲です。肌や喉そして髪から内臓に至るまで思いもよらない形であなたを襲うこともあります。

身の回り:思えばオシャレに興味がなくなって同じ服をずっと着ているし、お風呂も面倒。段々身の回りのことに興味がなくなってしまう。掃除もしばらくしていない、、、。誰かに見られたら大変な部屋。ゴミを捨てにいくのも億劫であちこちに空のペットボトル。やるときはやる・・ハズ。

このような状態が続く事が「うつの状態」と考えられるものです。自信が無いような気分に陥って自己肯定感が低い、出口が無いような気持ちが続くのはとてもとても辛い事です。自分のことは自分にしか分からないもの。立ち止まって良いのです。深呼吸して自分の状態をゆっくり眺める必要があります。1人が難しいと感じたら迷わずSOSを出すのが正解だと心に留めておいて欲しいのです。

自動的にこんな風に考えるのも溜まりきったストレスが悪さしているのかも

・うまくいかないことが続くと=「私はダメな人間」
・対人関係がギクシャクすると=「あの人は私が嫌いかも」
・掃除ができない自分を=「だらしのない私」
・原因不明の体調不良が続く=「どうなってもいい」「休み続ける」「原因?あるの?」

このように乱暴に強く思う事で、もやもやした時間を解消するつもりだった。とあるクライエントさんは言いました。でもとっても辛かったし救いがないような気持ちだったと。

考えはやがてあなた自身を作り上げてゆきます。この極端で寂しい方向に心を持っていきすぎないようにグイグイと船を漕ぐオールを、少し傾けて方向を変えることはできるのです。その絶妙なコントロール加減を身につけたら、あなたの毎日はとても楽になります。その習慣をいつから始めても良いのです。あなたの船を漕げるのはあなただけ。

影響は個人によって異なりますが、悩みを抱えている場合は、サポートを求め、話を聞いてもらったり、休暇をとったりすることからゆっくり始めましょう。